天下繚乱 アフタープレイ

先週の天下繚乱ですが、エンディングと経験点計算。アフタープレイが完全に蔑ろにされておりましたので、ここらで少しやっておきた

いと思います。

エンディングに関しては完全に私の妄想ですので、
「いや、俺のエンディングはこんなんだ!」という所があれば
脳内保管しておいてください。

・グランドエンデイング
元凶は倒れ、それと同時に妖刀は砕け散った。
それと同時に蘭学かぶれの刀打ち、蔵六は「ひぃぃぃ!助けてくれぇぇぇ!」
と踵を返して逃げ出そうとする。
黒田の未来視がそれを逃がすはずもなく、蔵六は簡単に捕まってしまう。
あとは天に任せておけば、何とかなるだろう。
彼も柳生ポイントがたまってウッハウハだ。
他の三人は、そのまま別れもの言葉も早々に立ち去ってしまう。

中村は、人が集まって顔を見られるのを防ぐため。
五馬は急ぎ師匠の所に戻るため。
そして真刀は、同門の剣士無き今、このようなことに興味はない、と言わんばかりに。

エンディング1(天 黴人)
柳生の後光もあり、今回の事件はどうにか落着した。
街の人々に感謝されながらも、あなたは街を後にした。
今日もあなたは商人の身分を借り、再び権力を取り戻すための旅を続けている。
「天さま。NYPが50溜まりましたので、これを…」
お付の者が差し出したものがある。
NYP…N(なんだかとっても)Y(柳生)P(ポイント)。柳生への忠誠心を示すそれは、あなたが権力を取り戻すのに
必要だと考えているものであった。
室戸半兵衛を引き込むことが出来なかったのは少々残念であったが、それを差し引いても、今回の活躍は
柳生の名声を広めた、と判断されたのであろう。
そうして渡された文には、「一度、柳生の本部へ戻ってこい」といった趣旨のことが書かれていた。
さて、どうしたものか。

エンディング2(黒田 秀詮)
石蕗の妖異は去った。目的を終えたキミは、また人々を救うため、妖異を倒すための旅を続けていた。
そこで、キミは人食い鬼が出るという集落へと辿り着き、村の人々から事情を聞くのだった
君の戦いは終わらない。

偶然手に入れた未来視、過去視の力でも、自らの死ぬ場面を見る事はでいない。
時空破断の影響で、過去が揺らいでいるのか。
自らの不慮の死を回避するために善行を積んでいるあなただが、
未だに自分がどうなるのかは分からない。
ただ一つ言えるのは、今目の前に妖異に苦しんでいる人がいる、という事だ。

「あなた…悪ですね」
人食いを前に呟く。
今日もあなたは、善を良しとし、悪を絶つ。

エンディング3(五馬 たえ)
つまみと妖刀の破壊の報を伝えに霧鬼のもとへやってきたあなた。
しかし、そこにはもはや目を覚ますことは無いであろう霧鬼と、空になったおちょこ、殆ど飲まれていない酒があった。
その死に顔は安らかで、今にもあなたに話しかけてきそうだ。

「どんなものも、いつかは死ぬんだ」
そうあなたに教えた師匠の姿が思い出される。
泣きたくは無かった。泣くことは、師匠の教えを理解していないことになる気がした。
戸棚からおちょこをもう一つ取り出し、酒を注ぐ。
空になったおちょこと気持ちばかり触れ合わせる。乾いた音がする。
グイっとおちょこを空にし、更に酒を注ぐ。
顔を濡らすものが、口からこぼれた酒だけであるかどうか。わからない。理解したくもない。

エンディング4(中村 左門)
「あのこは本当にいい子だったのに…」
宿場は大慌てだ。町一番の宿の若女将が死んでしまったのだ。仕方のない事であろう。
あなたは仕事代として受け取った銭を、葬式代の足しにと店の老婦に渡した。
老婦は驚きながらも、あなたの好意に例を言った。
ふと思い返す。お鈴を助ける事が、もしかしたら出来たのではないかと。
妖刀の力、英傑の力でも使えば、生きながらえすことは出来たのではないかと。
頭を振る。そのようなことが許されはしない。お鈴をそのようなある種裏ワザのようなもので生かせてしまえば
これまで殺されてきた人間はなんだったのだ、という事になる。
人の命に足し算はない。
引き算ばかりしてきた自分が言うのだ。間違いない。

「実は……わたしの夫を殺した検校(けんぎょう)を殺してほしいのです」
「検校は夫を落としいれ、当家を取り潰しにしただけでなく、息子の命までも……」
「お願いです! どうかこの金で、あの検校を仕掛けてくださいまし!」

今日もあなたは、引き算をする。無辜の人々が平和に生きるために。

エンディング5(真刀 徳次郎)
この街を出る前に、ふと気になってあの古寺にあしを運んでみた。
そこにあったのは、腹を切り、息絶えた室戸半兵衛の姿であった。
白装束でないただの着物が血を吸い、空気に触れたためもはや黒色になってしまっている。
「坊主にでもなればいい」というあなたの言葉を受けてなのか、頭の髪は剃られている。
自分で剃った上に、短刀で無理やり剃ったせいだろう。頭は大量の刀傷や血で彩られている。

昔から、自分の言葉を曲げないやつだった。
彼の頑固っぷりには、あなたも内心困っていたものだ。
この度、あなたは秘剣を使わなかった。
せめて、彼には見てから眠ってほしかった、と思わなくもない。
…もはや済んだことだ。
形ばかりの弔いを済ませ、あなたは古寺を後にした。
この街に、二度と、来ることはないだろう。

真刀が去る。古寺の階段を下り、その後ろ姿が見えなくなる。
一陣の風が吹く。
後にはもう、何も残ってはいない。

天下繚乱TRPG 『妖刀・鬼一文字』 これにて終幕。


経験点計算

最後まで参加した 1点
宿星を達成した…多分みんな3点
倒した敵レベル割PC人数…60/5で 12点
登場シーン数 …多分みんな3点
良いロール …みんなしてたよー。1点

真刀…カッコいいPC1でした。NPCのロール等もしていただいて、ありがとうございます。
不自然な襟巻なども、こちらで良いロールが出来ればよかったのですが…そのあたりが不足で申し訳ない。
秘剣は…使いたかったですね…(遠い目)

天…柳生柳生言いスギィ!ですが、面白かったです。ロールや戦闘などでは、少し活躍不足にしてしまった感が。申し訳ない。
 …なんか謝ってばかりだな。私は。次は青竜・剣客・未来人で「お腹がすきました!」が口癖の女剣士やりましょう(提案

中村…なんか…君のPCにしてはかっこよかったね(失礼)剣術道場の設定をもっと使いこなしたかった。ごめんぬ。
   ボブの設定は拾ってよかったのだろうか…(笑

五馬…安定のロールプレイ・キャラプレイでした。NPCの演出等々でも多謝です。
   ハイカラを使わせてくれ…ということでしたが…俺にまたGMやれと・・・?

黒田…君は本当に初心者か?いきなりぶっ飛んだキャラ設定にびっくりしたわ。だが面白かった。
  いいことしますよ、とかいうだけでキャラ立つんだもんな…卑怯だわ…。
 頭を使う情報収集なんかは、他のゲームなんかでも試してみてくださいませ。

他のPLを〜 …助けたよ。1点
進行… 助かった。天下のGMは初めてでしたが、皆さんのおかげで楽しかったです。1点
場所等… 1点

合計で22点になるはずです。各自計算しておいてください。